介護職を辞めたい4つの原因と解決策|やりがいがあってもつらい人へ
「介護の仕事にはやりがいを感じている」
「でも、つらいことも多くて正直辞めたい…」
そんな葛藤を抱きながら働いている介護職員の方、結構いるのではないでしょうか?
- 利用者から「ありがとう」と言ってもらえる
- できなかったことが、少しずつできるようになる自身の成長
- 利用者やご家族の生活を支えられた、という貢献の実感
など
介護の仕事には
人と深く関わる仕事だからこそ感じられる、大きなやりがいがあります
その一方で
- 腰痛などの身体的負担
- 職場の人間関係
- 自分の介護観と職場とのズレ
- 給与や将来への不安
など
「仕事は嫌いじゃないのに、働き続けるのがつらい」と感じる要因も少なくありません
つまり
「介護にやりがいを感じること」と
「介護職を辞めたいと思うこと」は
必ずしも矛盾しないということです
なぜ介護の仕事では、このような状況が起こるのか
介護職ならではの理由があります
この記事では、介護職を辞めたくなる原因を
腰痛・人間関係・介護観・収入
の4つに整理し
それぞれについて
- 原因
- まず考えたい解決策
- さらに詳しく知りたい人向けの記事
の順番で紹介していきます
僕自身は福祉職のキャリアを高齢者介護からスタートさせ
介護福祉士を取得しながら
腰のヘルニア、怖い利用者、怖い先輩職員と向き合い10年
給与面でも、派遣社員→契約社員→正社員→管理職とステップアップさせ
結婚や出産を機にライフプランを見直し
保育士を取得
高齢者介護から転職し
障がい福祉、児童福祉の事業所で現場経験や支援計画作成を担当し6年
現在は社会福祉士取得に向け勉強中です
トータル16年くらいの経験から、やりがいとツラさが混同する介護の仕事と将来の不安について、解決に導くサポートができればと思います
介護職員の不安やストレスはどこから来るのかを知り
解決策の発見につなげていきましょう
「やりがい」と「辞めたくなる」は矛盾しない

「介護が嫌い」→「だから辞めたい」とは限りません
介護の仕事は、「やりがいがある」けれど「辞めたくもなる」という方も多く居ます
| プラス面 | マイナス面 |
|---|---|
| 感謝される | 身体的負担 |
| 人の役に立つ | 人間関係 |
| 成長を感じる | 価値観のズレ |
| 利用者との信頼関係 | 経済的不安 |
これらのプラス面とマイナス面は、同時に抱くことができる感情であり
両立できる状態です
介護職員は本当にやりがいを感じているのか
「介護=大変な仕事」というイメージがありますが、仕事内容そのものに不満を感じている人ばかりではありません
介護労働安定センターが毎年実施している「介護労働実態調査」では
令和7年度の調査でも
訪問介護員では約7割
介護職員では約6割が
「働きがいがある」と回答しています
最新の調査では
「仕事の内容・やりがい」は、満足している人の割合が不満を感じている人より大きく上回っています
つまり
「介護の仕事にはやりがいを感じている」
「でも、働く条件には不満がある」
という状態は、決して珍しいものではないと考えられます
介護労働安定センター「介護労働実態調査」
厚生労働省「介護雇用管理改善等計画」
それでも退職理由にはさまざまな不満が並ぶ
介護職員が「辞めたい」と感じる理由は、人によってさまざまです
厚生労働省が紹介している介護労働実態調査では
直前の介護関係の仕事を辞めた理由として
- 職場の人間関係に問題があった:24.7%
- 他に良い仕事・職場があった:18.5%
- 勤務先の事業理念や運営のあり方に不満があった:17.6%
- 収入が少なかった:16.3%
- 自分の将来の見込みが立たなかった:14.2%
などが挙げられています
また、介護・看護を含む保健衛生業では
腰痛の発生率が全業種平均を大きく上回っており、身体的な負担も無視できません
介護職ならではの「辞めたくなる理由」4つ

この記事では
僕自身が高齢者介護で働いた経験も踏まえて
特に考えたい原因を4つに絞りました
それぞれ、最初に対処について考えたいことについての表があります
| 辞めたくなる原因 | 最初に考えたいこと |
|---|---|
| 腰痛・身体的負担 | 減らせるかどうかを考える |
| 人間関係 | 全員から好かれようとしない |
| 介護観の違い | 自分・職員・法人の考え方を整理する |
| 収入への不安 | 3年後、5年後、10年後に 自分の収入をどう増やしていくか 情報収集 |
4つの理由について
単に「こういう不満が多い」で終わらせず
なぜ介護の仕事ではこれらの問題が起こりやすいのか
その背景についても考察します
①腰痛など身体的負担
介護職の身体的負担として、まず思い浮かぶのが「腰痛」です
厚生労働省によると
社会福祉施設や医療保健業を含む
「保健衛生業」の腰痛発生率(死傷年千人率)は0.25で
全業種平均の0.1を大きく上回っています
なぜ介護現場では腰への負担が大きくなりやすいのでしょうか
介護では
- ベッドから車いすへの移乗
- ベッド上での体位変換
- 排泄介助
- 入浴介助
- 中腰での介助
- 利用者の身体を支える
など、腰部へ負荷がかかる動作を
勤務中に何度も行います
厚生労働省も腰痛の発生要因として、重量物の取り扱いだけでなく、「腰を深く曲げる」「長時間同じ姿勢で仕事をする」といった作業動作や姿勢を挙げています
さらに介護・看護作業については、全介助が必要な人の移乗・入浴・排泄介助では、リフトなどを積極的に使用し、原則として人力による抱え上げを行わせないことまで示しています
つまり
介護職の腰痛は、単純に「力仕事だから」というだけではありません
腰に負担のかかりやすい姿勢や動作を
勤務中に何度も繰り返さなければならない
という業務の特性も、腰痛リスクを高める一因と考えられます
②人間関係の不安
介護職を辞める理由として非常に大きいのが、人間関係です
介護労働実態調査では、直前の介護関係の仕事を辞めた理由として
「職場の人間関係に問題があったため」24.7%
が最も多くなっています
では、なぜ介護現場では人間関係が問題になりやすいのでしょうか?
介護現場には、20代の若手職員から60代以上のベテラン職員まで
幅広い世代が働いています
その背景には、介護業界が未経験者や他業種からの転職者を積極的に受け入れていることがあります
介護分野では慢性的な人材不足が続いており、国も「多様な人材の参入促進」を介護人材確保の重要な施策として進めています
そのため、新卒で介護職になる人だけでなく
- 他業界から転職してきた人
- 子育てが落ち着いて仕事に復帰した人
- 定年後に新たな仕事として介護を選んだ人
- 無資格・未経験から働き始めた人
など、年齢も経歴も異なる人たちが同じ職場で働いています
これは実は介護業界の大きな強みでもあります
一方で、それぞれが育ってきた時代、仕事経験、人生経験が違えば
「仕事とはこうあるべき」
「利用者にはこう接するべき」
といった価値観にも違いが生まれます
つまり
介護現場は、多様な人が働きやすい職場である一方
多様だからこそ価値観の違いも生じやすい職場であるとも考えられます
この違いそのものが悪いわけではありません
問題になるのは
その違いを「相手が間違っている」と捉えてしまったときです
介護は、工場の製品のように「この方法なら必ず正解」と言い切れる仕事ではありません
利用者の身体状況、認知機能、生活歴、性格、本人の希望などによって、適切な支援は変わります
だからこそ、それぞれ異なる経験や価値観を持った職員が
一つのチームとして支援する難しさがあります
③会社の理念と自身の「介護観」の相違
人間関係と関連して、もう一つ考えたいのが「介護観」の違いです
介護労働実態調査では
介護関係の仕事を辞めた理由として
「勤務先の事業理念や運営のあり方に不満があったため」17.6%
が、挙げられています
介護職として経験を積んでいくと
- 「こういう介護をしたい」
- 「利用者にはこう接するべきだ」
- 「自立支援をもっと重視したい」
といった
自分なりの介護に対する考え方が形成されていきます
僕自身はこれを、「介護観」と呼んでいます
「介護観」を持つこと自体は悪いことではありません
むしろ経験を振り返り、より良い支援を考えることは専門職として大切なことです
問題になるのは
「自分の介護観=正しい介護」
になってしまったときです
自分の考える「良い介護」と
同僚の考える「良い介護」が違う
さらに、会社が掲げる理念や実際の運営方針とも違う
こうなると
- 「自分がやりたい介護ができない」
- 「会社は利用者のことを考えていない」
- 「なんで他の職員は分かってくれないんだ」
という不満につながる可能性があります
介護には唯一絶対の正解がないからこそ
経験を積むほど自分なりの支援方法や価値観が形成され
それが組織や他職員とのズレにつながることもあります
これも介護職が
「仕事そのものは好きなのに、この職場では働き続けたくない」
と感じる背景の一つではないでしょうか
④給与面での不安
そして避けて通れないのが、給与の問題です
介護労働実態調査では、介護関係の仕事を辞めた理由として
「収入が少なかったため」16.3%
が挙げられています
介護職の給与については、国も継続的に処遇改善を進めています
厚生労働省の令和6年度介護従事者処遇状況等調査では
介護職員等処遇改善加算を取得している施設・事業所の常勤・月給の介護職員について
平均給与額が
令和5年9月:324,240円
↓
令和6年9月:338,200円
となり、1年間で13,960円(4.3%)増加しています
つまり、「介護職の給料はまったく上がっていない」というわけではありません
介護は人の生活や生命に関わる仕事です
身体介護、認知症への対応、夜勤、看取り、家族対応など
身体的・精神的な負担や責任を伴います
そのため
「給料がいくらか」だけではなく
「この仕事量や責任に対して、この給料は見合っているのか」
という視点から不満を感じる人もいるでしょう
給与そのものは改善傾向にあっても
仕事の負担感まで同じように改善されたと感じられなければ
「割に合わない」という感覚が残る可能性があります
さらに結婚、子育て、住宅購入、老後など将来の生活を考えれば
「このまま介護職を続けて、どこまで収入を上げられるのだろう」
という不安につながることもあります
給与については「介護職は給料が安い」の一言で終わらせるのではなく
現在の給与水準、処遇改善、資格、役職、転職なども含めて考える必要があるでしょう
辞めたくなる4つ理由の解決策

まず前提として
「辞めたい」と思ったとき
「介護という仕事そのものが嫌」なのか
「今の自分の状態や環境がツラい」なのか
冷静に考えてみてください
- 身体がつらいだけかもしれない
- 特定の先輩との人間関係かもしれない
- 今の法人の理念が合わないだけかもしれない
- 給料への不満かもしれない
特定の問題が解決できれば、また楽しく介護の仕事が続けられるかもしれません
ぜひ、自問自答をして
自分自身の考え、立ち位置、価値観はどうなのか
考えたうえで次の解決策を読んでください
「苦痛」との向き合い方とをわかりやすく分析し
「楽しく働く」ためにどうすればいいのか
図解も使って説明した記事があります
参考にしてみてください
①身体的負担とどう向き合うか
局所的な身体負荷 × 繰り返し
が、腰痛に代表される身体的負担を増幅させます
長期的に考えたとき
その負担と長く付き合い、それでも介護の仕事を続けたいと考えるのであれば
負担を軽減するストレッチや、整形外科、整体院などに相談し、適切なリハビリや助言を受けることをおススメします
僕自身はヘルニアを抱えていた頃、病院で痛み止めの注射を打ちながら仕事をしていましたが、当然お金はかかるもので
「やりがいのある福祉職で、長く楽しく働き続けるには」
と長期で考えたときに
「根本を見直そう」
という発想に至りました
そしてライフプランの見直しから
「保育士」を取得して、一度老人介護からは離れる
という選択をしました
それにより今は大きな身体的負担なく
仕事を続けられています
腰痛に関する長期的な考え方については
こちらの記事で詳しく書いています
参考にしてみてください
長い目で腰痛と付き合い、それでも福祉職で楽しく働き続けるためのヒントになると思います
②人間関係は「相手の考え方を変える」より
距離と環境を調整する
「人間関係がつらい」と感じたときは
単純に考えず、問題を細かく分けて考えることが大切です
- 相手との相性が合わないのか
- 介護・支援に対する考え方が違うのか
- 職場の仕組みや管理体制に問題があるのか
- ハラスメントや嫌がらせになっているのか
などを分けて考え
そのうえで
- 全員から好かれようとしない
- 相手を変えようとし過ぎない
- 利用者と支援方針へ視点を戻す
- 事実を整理して上司へ相談する
- それでも変わらなければ環境を変える
という順番で考えてみましょう
細かく、人間関係について考えるためのポイントは
別記事で詳しく解説しています
困った時の対処方法の引き出しを増やしたい方におススメです
人の価値観そのものを変えるのは簡単ではありません
介護そのものにはやりがいを感じているのであれば
部署を変える、施設を変える、別の介護サービスへ移るなど
環境を変えることで解決できる可能性があります
③「介護観」が合わないときは、まず自分の介護観を知り、ズレたときは「正しさ」より理由を見る
人や会社との介護観のズレを考える前に
まずは自分が介護で何を大切にしているのかを知ることが大切です
難しく考えず、普段の支援を振り返ってみると見つけやすくなります
- 「今日は良い支援ができた」と感じたのはどんなときか
- 「この支援は少し違うな」と感じたのはどんな場面か
- 自分が介護される側なら、どうしてほしいか
- 「なぜそう思うのか」を一段深く考える
- 最後に「本人のできることを残したい」など短い言葉にしてみる
こうして考えると
自分なりの「介護観」が少しずつ明確に見えてきます
ただし、「介護観」は人によって違います
職員同士で
「もっと手伝った方がいい」
「いや、もう少し本人に任せたい」
と意見が分かれることもありますし
自分の考えと会社や事業所の理念・支援方針が合わないこともあります
そんなときは
「自分が正しい」「相手がおかしい」
と考えるのではなく
- なぜその支援をしているのか
- 本人はどうしたいのか
- どんなリスクや事情があるのか
- 支援計画や事業所の方針はどうなっているのか
を確認してみましょう
介護観が違っても、理由を知れば納得できることがあります
反対に、話し合ってもなお
「自分が大切にしたい介護と、職場が求める支援が大きく違う」
と感じることもあるでしょう
その場合も
すぐに我慢する・辞めるの二択にせず
まずは上司やチームで共有し、どこまで歩み寄れるのかを考えることが大切です
介護観で本当に大切なのは
誰の考えが一番正しいかではありません
「本人にとって、どんな支援が良いのか」
そこに戻って考えることが
介護観のズレと向き合う基本だと思います
求人を探すときは「会社の介護観」も見ておこう
転職先を探すときは、給与や休日だけでなく
会社や事業所がどんな介護を大切にしているかも確認しておくと安心です
理念や支援方針、ホームページの発信内容、面接での説明などを見ることで、自分の介護観とのズレに気づきやすくなります
すべてが一致する必要はありませんが、長く働くなら
「この職場の介護なら、自分も納得して続けられそうか」
という視点も持っておきたいところです
「介護観」について
自身のスキルアップにつながる解釈や
ストレスとならない働き方、転職への考え方について解説した記事があります
参考にしてみてください
④給与が不安なら「働き方・資格・キャリア」を変えてみる
「介護の仕事は好きだけど、この給料でこの先も生活していけるのだろうか…」
というように、結婚や子育て、住宅購入、老後など、将来の生活を考えるほど、給与への不安は大きくなります
実際のところ、介護職員の処遇は改善傾向にあります
国による処遇改善の取り組みも続いており、介護職員の給与は以前と比べて上昇しています
それでも
「仕事の大変さや責任に対して、給料が見合っていない」
と感じる人がいるのも事実です
ここで考えてほしいのは
「介護職だから給料が安い。だから辞めるしかない」
と、すぐに結論を出さないことです
介護・福祉の仕事を続けながら収入を上げる方法はいくつもあります
- 今の職場で給与を上げる方法を確認する
- 資格を取得して「自分の価値」を高める
- 同じ介護職でも「働く場所」を変える
- 介護経験を持ちながら、別の福祉分野へキャリアを広げる
介護職の給与は全国一律ではありません
特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、デイサービス、訪問介護など、働くサービスによって勤務形態や手当も変わります
さらに、同じ種類の施設でも法人によって基本給、賞与、資格手当、夜勤手当、昇給制度などは異なります。
さらに
介護職だけにキャリアを限定せず、保育士の資格を取り、別の福祉分野へ可能性を広げることも、色々な稼ぎ方の発見につながります
3年後、5年後、10年後に自分の収入をどう増やしていくか
長期的なキャリアプランを考えることは、収入面でも大きなプラスに働きます
【内部リンク】
介護福祉士の価値の高め方
人的資本の高め方
「給料が不安で、介護の仕事を辞めようかな」
という方に向け、視野を広げて選択肢を多く持つための別記事もありますので参考にしてみてください
「辞める」「我慢する」の二択にしなくていい

介護職がつらくなった人は、色々な選択肢があることにぜひ気づいてください
上記でお伝えしてきましたが
- 今の職場で改善する
- 同じ介護職で職場を変える
- 介護経験を活かして別の福祉分野へ移る
- 資格を取って仕事の選択肢を増やす
- 介護業界そのものを離れる
という複数の選択肢があります
僕自身は
高齢者介護
↓
障がい福祉
↓
児童福祉
という経験を経て、資格の重要性や、介護福祉士と保育士資格の相関性の高さ
高齢者介護と児童福祉の共通するやりがい
楽しく働くための選択肢を広げることの重要性
「高齢者介護を辞める=福祉職を辞める」ではないこと
を身を持って強く感じました
転職したい気持ちはあるけれど
何を基準に考えればいいのかわからない
そんな方に向けて
「介護職の働き方・転職整理シート」を作りました
今の仕事内容や給与、人間関係、勤務時間などを整理しながら
- 今の職場で何に悩んでいるのか
- これから何を変えたいのか
- 働くうえで何を大切にしたいのか
- 自分に合う働き方はどんなものか
を順番に考えられるシートです
転職するかどうかを決めるためのものではなく
まずは自分の気持ちや希望条件を整理するためのツールとして使ってみてください
なんとなく「辞めたい」と考えている状態から
次に何をすればいいのかが少し見えやすくなると思います
\ 書きながら自分の働き方を整理してみよう /
今の職場に残る場合も、転職を考える場合も使えます
まとめ|やりがいを捨てずに、つらさを減らす方法を考えよう

介護の仕事は僕は大好きです
「今、目の前に居る人」の支援ができ、感謝を受けられるのは、何よりのやりがいです
ただ腰の痛みや人間関係による精神的なストレスはありました
それでも、将来のキャリアの見直しと保育士資格取得により、幅広い働き方や稼ぎ方の選択肢を持つことができました
介護の仕事には、大きなやりがいがあります
だからこそ
「介護は好き。でも辞めたい」
という気持ちが生まれることもあります
この記事では、その背景として
- 腰痛などの身体的負担
- 職場の人間関係
- 会社の理念と自分の介護観の違い
- 給与や将来への不安
という4つの理由を考えてきました
大切なのは、「辞めたい」と思ったときに
介護そのものが嫌なのか
それとも、今の働き方や職場環境がつらいのか
を一度切り分けて考えてみることです
- 身体的な負担が原因なら、身体への負担が少ない働き方を探す
- 人間関係が原因なら、関わり方や職場環境を変えてみる
- 会社との考え方が合わないなら、自分が大切にしたい支援を整理して、職場との相性を見直す
- 給与が不安なら、資格取得や転職、キャリアアップによって将来の収入を増やす方法を考える
原因が違えば、解決策も違います
介護現場で身につけた経験は、今の職場を離れたからといってゼロにはなりません
利用者とのコミュニケーション、多職種との連携、家族対応、生活支援、記録、アセスメント
これらは、高齢者介護だけでなく、障がい福祉や児童福祉、相談援助などにもつながっていく経験です
そして、そこに新しい資格や経験を積み重ねていけば、働ける場所はさらに増えていきます
僕自身がこのブログで提案しているのが
「介護福祉士 → 保育士 → 社会福祉士」
と専門性を横にも縦にも広げていく
「黄金のキャリア形成」です
資格をたくさん取ること自体が目的ではありません
- 介護しかできない
- この会社で働くしかない
- 嫌なことがあっても我慢するしかない
- 不安しかない
そんな「○○しかない」を少しずつ減らして
「自分で働き方を選べる状態をつくること」
が目的です
選択肢が増えれば
- 腰がつらくなったら、別の福祉分野へ
- 自分が一番やりがいを感じられる場所で働く
- 今の職場が合わなければ、自分の経験を評価してくれる場所を探す
と、状況に合わせて進む道を変えられます
「仕事を辞めたい」と思うことは
必ずしも今までのキャリアを否定することではありません
むしろ
「自分は何がつらいのか」
「どんな仕事なら楽しく働けるのか」
「これからどんな働き方をしたいのか」
を考えるきっかけにもなります
介護で身につけた経験を捨てるのではなく
それを土台にして次の経験や資格を積み重ねていく
そして、身体的・精神的・経済的な不安を少しずつ減らしながら、自分に合った働き方を選べるようにしていく
それが、このブログで僕が目指している「黄金のキャリア形成」です
介護の仕事にやりがいを感じているのなら
そのやりがいを捨てる必要はありません
これまで積み上げてきた経験を持ったまま、次の選択肢へ進んでいく
「辞めたい」と思ったときこそ、自分のキャリアを一度見直してみてください
その悩みが、これからもっと楽しく働くための、新しいスタートになるかもしれません
最後まで読んでくださった方
ありがとうございました!






