「介護福祉士・保育士・社会福祉士の3つを取りたい」

という方へ

「何から始めればいい?」
「働きながら本当に取れる?」
「どの順番で取れば効率がいい?」
「全部で何年くらいかかる?」

といった、具体的な進め方について、方法や考え方をご紹介します

僕自身
未経験の介護職からキャリアをスタートし
実務経験を積んで介護福祉士を取得
その後、児童・障がい福祉へ仕事の幅を広げ、保育士も取得しました

そして現在は
次の資格として社会福祉士を目指しています

このブログでは
介護福祉士 → 保育士 → 社会福祉士
と経験・資格を積み上げ
働き方の選択肢を増やしていくことを
「黄金のキャリア形成」と呼んでいます

「なぜこの3資格なのか?」
「3資格を取ると何が変わるのか?」
については
こちらの記事で詳しく解説しています
→未経験からの介護職|生涯の安心と安定につながる「黄金のキャリア形成」

この記事でお伝えするのは
「じゃあ、具体的にどう進めればいいの?」
という部分です

一つのモデルとして
約7年間を使って
働きながら介護福祉士・保育士・社会福祉士を順番に目指すルート
を、1年目から順番に解説していきます

なお
学歴・保有資格・実務経験などによって取得ルートや必要期間は変わります
そのため「誰でも必ず7年で取れる」という意味ではありません

大切なのは7年という数字ではなく
「今の自分は何をすればいいのか」が分かることです
まずは全体像から見ていきましょう

まず確認|7年間の全体ロードマップ

僕が一つのモデルとして考えているのは
こんな流れです

【1年目】

介護職員として働く
↓
初任者研修を取得
(入職前に資格取得でもOK)
↓
現場経験を積む

【2年目】

実務経験を積む
↓
実務者研修を受講
↓
介護福祉士の勉強を始める

【3〜4年目】

実務経験要件を満たす
↓
介護福祉士国家試験
↓
介護福祉士取得

【4〜5年目】

保育士試験の勉強
↓
介護福祉士による科目免除も活用
↓
保育士取得

【5年目以降】

児童・障がい福祉などへ経験を広げる
↓
社会福祉士の受験資格ルートを確認

【6〜7年目】

必要に応じて養成施設等で学ぶ
↓
社会福祉士国家試験
↓
社会福祉士取得を目指す

これを
介護福祉士 → 保育士 → 社会福祉士
という3つのステージに分けて
詳しく解説します

1年目|まずは介護職として経験をスタートする

未経験から始める場合
最初にやるべきことは資格をたくさん取ることではありません

まず介護の現場で経験を積み重ねることです

ただ経験を積むのではなく
積み重ねるのイメージです

経験は、将来の糧になります
ツラい、大変な経験も
将来ムダにはなりません

だからといって
我慢を継続し続ける必要もありません

大事なのは
キャリア形成を少しずつイメージして
「どんな働き方が理想かな?」
と考えることです

そのために必要な経験を
積み重ねましょう

このブログは
今がツラくても
将来に安心と安定を目指す
道しるべのような情報発信を目指しています

介護福祉士を実務経験ルートで取得するには
実務経験などの要件があります

対象となる仕事で働き始めれば
その日から介護福祉士取得に向けた経験が始まる
ということです

ただし
勤務する事業所・職種によっては実務経験の対象にならない場合もあります
就職・転職前に確認しておきましょう
→【外部リンク:社会福祉振興・試験センター 介護福祉士「受験資格について」】

できれば年度初めに近い時期からスタート

可能であれば年度初めに近い時期から介護職を始めることをおすすめしています

国家試験や実務経験のスケジュールを考えやすくなるからです

「4月1日に入社しなければダメ」
ということではありません

入社が数か月遅れるからといって
就職を翌年まで待つ必要もありません

重要なのは
対象となる実務経験を着実に積むことです

具体的な介護福祉士取得までのスケジュールについては
こちらで詳しく解説しています

1年目|初任者研修を取得する

介護福祉士国家試験を受験するために
初任者研修の取得が必須というわけではありません

それでも未経験から始めるなら
入社前もしくは1年目での取得
をおすすめします

理由は

  • 介護の基礎を体系的に学べる
  • 現場で行う介護の意味や理念を理解しやすくなる
  • 実務者研修の一部科目が免除される
  • 次の資格取得につなげやすい
  • スクールで仲間ができる
  • スクールで仕事の紹介や相談もできる

と、長いキャリアで見るとメリットは大きいからです

初任者研修を取るか取らないか
メリットの比較はこちらの記事でしていますので
参考にしてみてください

初任者研修は「自腹で申し込む」前に確認しよう

初任者研修を取ろうとするとき
すぐにスクールへ申し込む必要はありません

まず確認してほしいのが
勤務先の資格取得支援制度です

会社によっては

  • 受講料の補助
  • 全額負担
  • 研修日の勤務調整

などを行っている場合があります

自治体等の支援制度を利用できる可能性もあります

さらに
資格取得支援を用意している介護系転職サービスもあります
「これから介護職を探す」
「資格取得も含めて相談したい」
という方なら、こうしたサービスを利用する方法もあります

介護専門求人サイト【かいご畑】は
無資格・未経験から介護職を探したい人
資格取得支援を重視する人向けです

※資格取得支援の対象条件・内容は変更される可能性があるため、最新条件を確認してください

2年目|実務経験を積みながら実務者研修へ

介護の仕事に慣れてきたら
次は実務者研修です

介護福祉士を実務経験ルートで受験する場合
実務者研修の修了が必要です
→【外部リンク:社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験について」】

ここで注意したいのが
「実務経験3年になってから実務者研修を始めればいい」
と考えないことです

経験1~2年のうちに
「実務者研修をどのタイミングで受けるか」
早めに検討しておく

この方が
介護福祉士合格に向け
受講や学習がスムーズにいきやすくなります

仕事、育児、家庭、体調、スクーリング

忙しい社会人の方は
予定通り進まないこともあります

そのため
実務経験1年半〜2年程度を目安に実務者研修を検討する
ことをおすすめします

余裕を持って修了しておけば
国家試験前に慌てなくて済みます

初任者研修から実務者研修へつなげる

すでに初任者研修を取得している場合
実務者研修では一部科目が免除されます

そのため初任者研修を選ぶ段階から
「このスクールで将来、実務者研修まで受けられるか?」
を確認しておくのも一つの方法です

料金だけでなく

  • 通いやすさ
  • スクーリング日程
  • 振替制度
  • 初任者研修修了者の受講条件
  • 勤務先からの補助

などを比較してください

実務経験ルートでは
必要な従業期間と従事日数の両方を満たす必要があります

制度だけを読んでも
自分が何年度の試験を受けられるのか分かりにくいかもしれません

そこで
入社日から最初に受験できる時期の目安を確認できるシミュレーターを用意しました

\ あなたの場合の資格取得時期を調べてみよう /

介護・福祉資格の取得時期シミュレーター   【無料】

※従事日数や実務経験の対象になる職種までは判定できないため、最終的には勤務先と公式サイトで確認してください

2〜3年目|介護福祉士国家試験の勉強を始める

実務経験を積みながら
少しずつ国家試験対策も始めます

僕がおすすめする基本的な勉強法は

①まず過去問を解く
↓
②参考書を一通り読む
↓
③もう一度過去問
↓
④間違えた分野を参考書で確認

というシンプルな方法です

仕事・家庭と両立するなら
「今日は30ページやる」
より
「毎日30分だけ勉強する」
のように
時間を決めた方が続けやすいと思います

3〜4年目|介護福祉士国家試験へ

介護福祉士取得の実務経験ルートでは
原則として
従業期間3年以上(1,095日以上)
かつ
従事日数540日以上
などの要件を満たし
実務者研修を修了する必要があります

【外部リンク:社会福祉振興・試験センター「介護福祉士受験について」】

この段階になったら

  • 実務経験の日数
  • 実務経験証明書
  • 実務者研修の修了
  • 国家試験の申込期間

を確認しましょう

途中で転職しても経験が全部リセットされるわけではない

「介護福祉士を取るまで、今の会社を辞められない」
と思っている人もいるかもしれませんが
そうではありません

対象となる実務経験であれば
複数の勤務先での経験を通算できます

だから
資格のためだけにツラい職場で3年間耐える必要はありません
職場そのものに悩んでいるなら
資格取得とは分けて考えてください

ただし
勤務先ごとに実務経験証明書が必要になるなど
手続きは増えます


「転職したいけれど実務経験を途切れさせたくない」
「介護福祉士を目指しやすい職場を探したい」
という方は、転職を考えるのもありでしょう

4年目|介護福祉士を取得したら、次は保育士へ

介護福祉士を取得したら、いわば第2ステージです

次は保育士を目指します

ここで介護福祉士を先に取ったメリットが一つ出てきます

介護福祉士資格所有者は
保育士試験で

社会的養護
子ども家庭福祉
社会福祉

の3科目が免除されます

【外部リンク:全国保育士養成協議会「免除制度について」】

つまり
介護福祉士 → 保育士
という順番には
制度上のメリットがあるということです

保育士資格を目指すタイミングや、取得へ向け経験年数別に取るべき行動については別記事がありますので、参考にしてみてください

4〜5年目|保育士試験を1年程度かけて目指す

保育士資格を取得するための学習について
独学で保育士試験に合格した僕の経験上
仕事や家庭と両立することを考えて
半年〜1年程度
を一つの学習期間として考えます

もちろん
人によって必要な時間は違います

大切なのは
「半年で絶対合格する」ことではなく
仕事を続けながら自身のペースで資格取得までたどり着くことです

独学か通信講座かを決める

保育士試験は独学でも目指せますが

独学に不安がある方は通信講座を利用する方法もあります
費用だけでなく
教材・動画学習・質問サポートなどを比較して
自分が続けやすいものを選びましょう

自分で計画できる・費用を抑えたい
→ 独学

仕事・育児等と両立しながら効率よく進めたい
→ 通信講座

と、分けて
自分に合った学習方法をみつけてください

独学か通信講座か
徹底比較した記事がありますので
参考にしてみてください

5年目|保育士を取ったら「資格+経験」を広げる

保育士を取得したら
すぐ次の資格だけを見る必要はありません

僕がおすすめしたいのは
実際に違う福祉分野を経験してみることです

たとえば

  • 児童発達支援
  • 放課後等デイサービス
  • 障がい福祉
  • 保育分野

などがあります

介護で身につけた

  • 観察
  • 生活支援
  • コミュニケーション
  • 家族対応
  • チーム支援

こうした経験が
別分野でどう活かせるのかを実感できると思います

福祉職で別の分野へ転職を考える際
参考にできる記事がありますので
読んでみてください

5年目|社会福祉士の取得ルートを確認する

ここからは、いわば第3ステージです

社会福祉士については
介護福祉士・保育士を持っているから
そのまま国家試験を受験できる
というわけではありません

大学等で履修した科目
学歴
実務経験
養成施設に行っているか
などによってルートが変わります
【外部リンク:社会福祉振興・試験センター「社会福祉士国家試験」】

そのため
社会福祉士については
「勉強を始める」より先に
「自分の受験ルートを確認する」
ことが重要です

僕自身も現在、この段階を進んでいます

今後は
養成校について
仕事・育児との両立
勉強方法
スクーリングについて
国家試験

など、実体験としてタイムリーに
このブログで発信していく予定です

6〜7年目|必要な養成課程+社会福祉士国家試験へ

社会福祉士取得について
自分の受験資格によっては
一般養成施設
短期養成施設
などで学ぶ必要があります

社会福祉士は
人によってルートがかなり違います

そのため
「7年目に必ず社会福祉士を取れる」
とは考えないでください

この記事で紹介したロードマップの7年は
働きながら3資格を目指す一つのモデル
です

必要であれば8年、10年かかってもいいと思います
僕自身は16年以上で、まだ道半ばです

大切なのは
将来の「楽しく働く」をイメージし
そこにたどり着く道中も
自分らしく「楽しく働く」
を継続していく


そのための選択肢を増やす
それをワクワクしながら行うこと
です

7年間ずっと勉強するわけではない

「7年間も資格勉強するの?」
と考えるとツラくキビしい道のりに感じてしまいそうですが
そんなことはないです

7年間ずっと机に向かうわけではありません

  • 仕事を覚える時期
  • 実務経験を積む時期
  • 資格を勉強する時期
  • 新しい仕事に挑戦する時期
  • 家庭を優先する時期
  • 休憩してみる時期

全部含めて7年間です

むしろ僕は

資格だけを急いで取るより
この途中にある経験の方が大切
だと思っています

「最短」ではなく「最善」の7年間にする

この記事で紹介したロードマップは
最速で国家資格を3つ集める方法
ではありません

働く、経験する、学ぶ、資格を取る
新しい分野を経験する
そして、また学ぶ

この繰り返しです

資格だけを増やすのではなく
資格と経験をセットで積み上げる
そして将来の選択肢が増えていく

僕が目指しているのは
そんなキャリア形成です

まとめ|7年後ではなく「次にやること」を見る

最後に
もう一度ロードマップを振り返ります

1年目

介護職として働く
+
初任者研修

2年目

実務経験
+
実務者研修

3〜4年目

介護福祉士

4〜5年目

保育士

5年目以降

児童・障がい福祉などへ経験を広げる
+
社会福祉士ルート確認

6〜7年目

社会福祉士を目指す

こうして見ると
やることがたくさんあるように感じるかもしれません

でも、7年分をぎゅうぎゅう詰めにやる必要はありません

未経験なら
まず働く

働き始めたなら
次の資格を考える

介護福祉士を取ったなら
保育士を考える

保育士を取ったなら
社会福祉士への道を調べる

その時々で
「次の一つ」
を選んでいけば十分です

そして
「そもそも、なぜ7年かけてこの3資格を目指すの?」
「3つ取ることで何が変わるの?」
と思った方は、こちらの記事を読んでみてください

「なぜこの道を進むのか」について詳しく解説しています

今回の記事では
「なぜこのキャリア形成をするのか」
という視点から掘り下げ
「じゃあ、どうやってキャリア形成をするのか」
を紹介しました

介護の仕事に不安や悩みがある方に
楽しく明るい未来が見えるように
参考になっているとうれしいです

最後まで読んでくださった方
ありがとうございました

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たじみっと
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