福祉の業界で働こうと考える方へ
どんな仕事があって、どんな働き方や勤務形態があるのか

僕の知っている限りの体験談と、ライフスタイルに合わせた働き方、稼ぎ方を伝授します

福祉の業界は広いです
自分に合った、楽しく働ける環境を見つけましょう

そのために僕の持っている限りの情報をお伝えします

未経験からスタートしやすい仕事について

以下に挙げる事業形態の勤務先は、「未経験歓迎」というものが多いです
そして、業務内容に相関性があるので、転職をしたとしても持っている資格や経験が活かされやすいです
キャリア形成を考えるうえでも
何から始め、将来どんな姿になりたいか、ぜひ想像もしてみてください

「高齢者介護系」

ざっくりここまで
解説は上記のリストから飛んでください
最後の方に、その他のキャリアについて触れます

高齢者系

特別養護老人ホーム(特養)

要介護1~3の入所者が100人前後、生活しています
基本はそこに「住んでいる」方
なので、そこを「家」として生活の一部を介助するのが業務です
という事は必然的に、365日24時間体制のシフト勤務がほとんど
会社によりますが、パート勤務、夜勤専従、日勤専従、早番、遅番など、フレキシブルな形で務める事が可能です
土日があんまり関係ないので、固定で土日を休みたい、という方は会社と相談になります

介護老人福祉施設(老健)

働き方は特養や病院とほとんど同じ
ただ利用者はそこが「家ではない」ので、病院よりで在宅復帰を目指している方が多いです
より「自立」を目指すイメージ
家ではなく特養に入居したり、在宅で訪問介護のサービスを継続していく方も多いです

有料老人ホーム

特養が公的な事業施設であるのに対し、こちらは民間施設になります
なので、より施設の特色が出やすいと思います
利用料金も、幅が大きいです ラグジュアリーなところは高い
勤務体制としては特養とほとんど同じですが、会社の方針によって職員に求める姿や姿勢も違うので、働く際は「自分のスタイルに合うか」をよく考えた方が良いでしょう
おもてなしの姿勢、接遇マナーが何より重視される とか
とにかく外出行事を多くして、アクティビティを強化している とか
自分がやりたい、と思える事があるか、できるか、に注目すると良いと思います

サービス付き高齢者住宅(サ高住)

マンションやアパートに常駐し、そこで暮らす高齢者の手助けをします
形としては、訪問介護をしにいく感じ
施設の巡回や、部屋の清掃、食堂で食事のお手伝いなんかもあります
重度の方の介護はそれほど多くないですが、全く無いわけでもありません
利用者の自立度は高い方が多いので、会話等コミュニケーション技術が必要になることが多いでしょう
働き方は、こちらもシフト制で夜勤がありますが、特養や病院ほどハードワークでは無いため、宿直という役割になったり、相対的に夜勤手当が少ないかもしれません
もちろん会社によりますが

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

大きさ的には9人で住むシェアハウスのイメージです
9人が定員で、2ユニット組まれているところが多いです
なので利用者は18人くらい
少人数のため、病院や特養よりもアットホームな雰囲気があります
そこに住む方はほとんどが認知症の方です
尊厳に配慮しながら、時にお散歩をしたり、お話をしたり、施設の中で楽しみを見つけ、いきいきと過ごすためのお手伝いをします
働き方としては特養や病院と同じく24時間のシフト制
清掃や片付け、会社によっては料理も業務の一つとなります
別で配食サービス業者と提携しているところもあり、料理が苦手な人はそちらの方が良いかもしれません

病院

勤務体系は特養と大差ありません 
特養と比べて医者や看護師が多いので、連携があったり、互いの業務相談なんかはしやすいと思います
業務として、医療職との連携が多くなるでしょう
医療器具の検品や運び出しの手伝いなんかもあるところはあると思います

デイサービス

日中に営業し、土日祝が休みの所が多いです
会社によりますが、土曜も営業日だったりはします
休みを固定したい人にはおススメです
業務としては運転、レクリエーションの企画が多くなるかと思います
リハビリに特化していたり、カフェ的な雰囲気、お出かけに力を入れていたり
会社により特色がありますので、自分に合った方針かどうか、確認すると良いと思います
勤務体系が限られているのもあるためか、相対的に特養や病院よりも、賃金が安めかもしれません
もちろん会社によりますが

訪問介護

住宅やマンションに訪問して、介護を行います
付き添いをしてのお買い物やお出かけも支援としてあります
利用者が登録をしていて、ニーズの介護、時間に合わせてスタッフが対応します
なので、勤務時間はかなりフレキシブルで、2~3時間の短時間勤務
夜間通しでの介護
2時間介護をして、2時間開け、また2時間別の方の介護
というような働き方もあります
会社によりますが、時給や歩合で考える給与体系が多いです

子ども系

児童発達支援(児発)

利用者は未就学児
会社により特色がありますが、日中に少人数で療育を行います
契約によりますが、保育園を中抜けして利用したりします
なので、送迎も業務になります
午前2時間 午後2時間など、会社によって差がありますが、子どもたちと過ごす時間は勤務時間の半分くらい
その他は、記録や行事企画に時間を使います
保育士の資格があると良いですが、なくても大丈夫なところもあります
発達に心配のあるお子さんの
社会性やコミュニケーション面、運動面、感覚面等を考え、物や人、アスレチックを活用して一緒に遊びます
現場で働き続けるには、なかなかに体力が要りますが、子どもたちの成長
(半年でものすごい変わります!)
を間近で見られるのは、やりがいがあるでしょう
勤務体系としては、日祝休みの所が多く、日勤帯の仕事が主になります

放課後等デイサービス(放デイ)

児童発達支援(児発)と違い、こちらは就学児への支援です
放課後に15時~17時くらいの間で子どもたちと過ごします
それ以外の時間はデスクワークが多く、記録の入力、利用児の評価、行事の企画、計画書の作成等があります 子どもたちの送迎もあります
事業所によっては、児発と放課後デイが併設されていたり、一体型となっているところもあり、未就学児~高校生まで、一緒に遊んだりして過ごすようなところもあります
こちらも会社によって特色があり、計画的なプログラムを作り、リハ職を置いて療育を展開しているところもあれば、子どもたちの自主性を重んじ、比較的自由に過ごしている雰囲気のところもあります
児発と同じく日祝が休みの日勤帯業務が多いですが、夏休み等長期休みは朝から夕方まで子どもを預かることになり、なかなかの体力を要します
長期休み=繁忙期 みたいな感じで忙しくなります
子どもたちの成長や思春期の悩みを支援したり
間近で見られるたくさんの子どもたちの笑顔は、スタッフとしても元気をもらえます
児発でもそうですが、子どもによっては着替えやトイレのお手伝いが必要な場面がありますので、介護の資格や技術は、あると役立ちますし、勉強にもなるでしょう

障がい者福祉系

通所系

就労継続支援や、生活介護といった事業所があります
家から通う(送迎業務もあり)方の、お仕事に取り組む事や、余暇活動の支援をします
ハンデのある方の、いきいきとした人生、生活のサポートや応援は、やりがいとして楽しく働ける方も多いのではないでしょうか
働き方は日勤帯ですが、日曜や祝日も事業所によっては開所して営業しているところもあります
介護の資格や知識が活かされる事も多くあります

入所系

施設入所や、共同生活事業所で過ごしている方のサポートをします
施設入所だと、1日を通してその方たちの食事や排せつ、余暇活動をサポート
共同生活(グループホーム)だと、別の通所事業所へ通っている方も多く、ホームを寝食の場として、就労に出かけたり、余暇活動へ出かける事があります
入所施設は高齢者でいうと特養での仕事に似ていて
グループホームは寮長さん、みたいなイメージでしょうか
24時間年中無休体制なので、夜勤があったりシフト制勤務が多くなります

訪問系

高齢者の訪問介護と、勤務体制はほとんど同じで、利用者のニーズに合わせ不規則に働きます
重度の方の家に伺って介護業務をしたり、お出かけのサポートもします
一緒にご飯を食べたり、公衆浴場でお風呂に入ったり、映画を一緒に観たり、なんかも支援としてあります
個別性が高く、信頼関係が重視されます

その他のキャリアについて

以上が、未経験から始められる主な福祉業界の働き口 ですが
その他にも細かい職種や業種で、福祉系のお仕事はたくさんあります
相談員、ケアマネージャー、児童発達支援管理者、住環境福祉コーディネーター、などなど、、、
本当に多岐にわたりますが、その分やりがいも見つけやすいです
その他のキャリアについて、そこをスタートの職種とすることも、できなくはないんですが
「現場の業務」とは少し離れた位置で業務することが多くなります

なので、僕自身がおすすめしたいのは、現場の経験をある程度積んで、その先にある「やりたい福祉の仕事」を見つけ、「ふくしでたのしくはたらく」を目指し、実現する事です
その方が勉強になって自信がつきますし

現場目線で物が言える
稼ぐ力も順調にアップさせていく事ができる
将来の選択肢を広い目で見る事ができる
幅広い人脈等、人との繋がりを持ちながら働き続ける事ができる
さらに、いずれは独立して、開業する なんて事も全然不可能ではありません

僕のキャリアについて

自己紹介の記事にもありますが 僕自身のキャリアも少しご紹介します

入口として、福祉系の大学に行ってはいたんですが、そこでなんの資格も取れなかったんですよね
頑張ってたくさん単位を取ったり、実習に行けば、介護福祉士や、社会福祉士は卒業してすぐに取れたはずなんです
バイトが楽しかったり、人間関係に悩んでいた時期もあったりで、大学にマジメには言ってなかったので、取れたのは「社会福祉主事任用資格」だけでした
なんだか偉そうな資格ですが、ぶっちゃけると、働くにあたりたいしてプラスになる資格ではありません
「持ってるから、何?」と言われると「ぐっ、、、!」となります
全くの無駄でもないですが

なので、大学での学びは基礎学習としつつ、卒業してからとりあえず初任者研修(当時はヘルパー2級)の資格を取り、派遣会社に登録し、介護の仕事をスタートさせました
最初は特別養護老人ホームでした
そこから介護福祉士の資格を取り、保育士の資格もとったりして、老人福祉から児童福祉の道へ進み、子どもたちと遊んだり、ご家族への相談援助をしたり、支援計画を作ったりしています

今は改めて自己投資と勉強の意味と、相談援助業務にもっと携わりたい気持ちから、社会福祉士を目指しています

今回は、福祉業界の入り口とキャリア形成について、僕の知っている限りの情報をお伝えしました
正直、細かいところは伝えきれない部分が多くありましたので
今後、もっともっと福祉の仕事の魅力を発信できればと思います

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました

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たじみっと
介護福祉・児童福祉・障がい者福祉 15年以上の現場経験から援助技術アドバイス、業務効率の向上、働き方や稼ぎ方の情報をお届け