「介護の仕事を、このままずっと続けられるかな」

「年齢を重ねたとき、今と同じ働き方ができるだろうか」

「家族との時間も大切にしたい。でも収入も大事」

福祉の仕事を続けていると
働き方について悩むことがあります

僕自身も、介護職として働き始めてから
結婚や子育て、転職、資格取得などを経験し
そのたびに「これからどう働いていこうかな?」と考え続けてきました

そこで、このブログで提案しているのが
「黄金のキャリア形成」
です

僕が考える黄金のキャリア形成とは

介護福祉士 × 保育士 × 社会福祉士

3つの国家資格と、それぞれの分野で得た経験を組み合わせながら
福祉職として自分の選択肢を増やしていくキャリア形成です

ただし、3つの資格を取ること自体が目的ではありません

目指したいのは

  • 働ける福祉分野を広げる
  • 支援できる対象を広げる
  • 年齢や体力に合わせて働き方を変える
  • 家族や生活に合わせて仕事を選ぶ
  • 現場経験を相談援助など次の仕事につなげる
  • 「今の職場しかない」という状態から抜け出す

といったように
「自分で働き方を選べる状態」を少しずつ作っていくことです

黄金のキャリア形成を一言でいうと

黄金のキャリア形成の考え方は、とてもシンプルです

働く
↓
経験する
↓
悩む・考える
↓
必要なことを学ぶ
↓
資格を取る
↓
新しい仕事・分野を経験する
↓
さらに経験が増える
↓
働き方の選択肢が増える

資格を取って終わりではありません
ただツラい仕事をし続けることでもありません

「資格」と「経験」を行ったり来たりしながら
自分の中に専門性を積み上げていく

その結果として

「今の会社で働き続けるしかない」
ではなく
「自分はこれからどう働きたい?」
と考えられる状態を目指します

これが僕の考える「黄金のキャリア形成」です

黄金のキャリア形成を作る3つの資格

黄金のキャリア形成では、主に3つの国家資格を軸に考えています

資格広げる専門性キャリアでのイメージ
介護福祉士介護・生活支援福祉職としての
現場力を積み上げる
保育士保育・子ども・発達児童福祉にも
選択肢を広げる
社会福祉士相談援助・制度・社会資源本人だけでなく
家族・生活・地域まで
視野を広げる

イメージとしては

介護福祉士
↓
介護・生活支援

+

保育士
↓
子ども・発達支援

社会福祉士
↓
相談援助・家族支援・社会資源

+

それぞれの現場で得た経験

という積み重ねです

僕はこの3資格を「どれが一番優れているか」で考えていません
それぞれ違う強みがあります

その違う強みを組み合わせることで

  • 高齢者
  • 障がい者
  • 子ども
  • 家族
  • 地域

など、支援を見る視点を広げていけるのではないかと考えています

資格を3つ取れば「黄金」になるわけではない

資格をたくさん持っている=良いキャリア
とは限りません

僕が大切だと思っているのは
資格 × 経験 × 選択肢です

  • 介護福祉士を取得する
  • 介護現場で資格を活かす
  • 利用者や家族への支援を経験する
  • 自分の得意・不得意を知る
  • 保育士を取得する
  • 児童福祉という違う分野を経験する
  • 介護と児童支援の共通点に気づく
  • さらに相談援助について学ぶ

このように
資格 → 経験 → 学び → 次の資格 → 新しい経験
とつなげていくことに意味があると考えています

資格証を3枚並べることが目的ではありません
資格を使って経験を増やし
その経験を次のキャリアにつなげること
ここまで含めて「黄金のキャリア形成」です

黄金のキャリア形成で増やしたい5つの選択肢

黄金のキャリア形成で増やしたいのは
資格の数ではなく「選択肢」です

①「誰を支援するか」を選べる

福祉には、さまざまな支援対象があります

  • 高齢者
  • 障がい者
  • 子ども
  • 家族
  • 地域

ひとつの分野で経験を深める道もあります

一方で、違う分野を経験したことで見えてくるものもあります

僕自身も、高齢者介護から児童・障がい福祉へ移ったことで、支援を見る視点がかなり変わりました

②「どこで働くか」を選べる

福祉職の勤務先はひとつではありません

  • 高齢者介護
  • 障がい福祉
  • 児童福祉
  • 相談援助
  • 地域福祉

などがあります

同じ福祉職でも、職場が変われば

  • 勤務時間
  • 休日
  • 給料
  • 身体的な負担
  • 求められる役割
  • 仕事のやりがい

なども変わります

「福祉職を続ける=今と同じ仕事を続ける」ではありません

③「どんな仕事をするか」を選べる

福祉の仕事というと「直接支援」をイメージするかもしれません
しかし経験を積むことで

  • 身体介護
  • 生活支援
  • 療育
  • レクリエーション
  • 相談援助
  • 個別支援計画の作成
  • 家族対応
  • 後輩育成
  • チームマネジメント

など、担える役割も増えていきます

年齢を重ねたときに
「今とまったく同じ仕事を続ける」以外の選択肢を持っておく

これも黄金のキャリア形成で大切にしたいことです

④「何を大切にして働くか」を選べる

仕事で大切にしたいものは、人によって違います
そして同じ人でも、ライフステージによって変わります

たとえば

  • 収入
  • 休日
  • 家族との時間
  • やりがい
  • キャリアアップ
  • 通勤時間
  • 身体的な負担
  • 自分の得意な仕事

などです

僕自身も、独身だった頃と、結婚して子どもがいる現在では、仕事に求めるものが変わりました

以前は収入をかなり重視していましたが、今では家族との時間も同じくらい大切です

だからこそ
「一生同じ働き方をする」ことよりも
「人生に合わせて働き方を変えられること」に価値がある

と考えるようになりました

⑤「続ける・変える」を自分で考えられる

仕事で悩んだからといって、すぐ転職する必要はありません
逆に、無理をして同じ会社に居続ける必要もありません

選択肢として

  • 今の会社で経験を積む
  • 資格を取る
  • 違う業務を経験する
  • 異動する
  • 転職する
  • 違う福祉分野へ行く
  • 相談援助職を目指す

などがあります

黄金のキャリア形成で目指したいのは
「何が正解かを決めること」ではありません

自分の状況に合わせて
「今の自分なら、どれを選ぶ?」
と考えられる状態を作ることです

なぜ「黄金のキャリア形成」という名前なの?

「ところで、なんで黄金なの?」
と思う方もいるかもしれません

「黄金」には、僕なりにいくつかの意味を込めています

  • 資格という自分の中に残る価値
  • 現場で積み重ねた経験という価値
  • 働き方の選択肢が増えていくこと
  • 自分に合った働き方を見つけること
  • その結果として収入面でも豊かになっていくこと

そして、もうひとつ
「黄金」は「こがね」とも読みます

キャリアを積み重ねながら
いつか「こがねもち」にもなれたら……
という、ちょっとした冗談も込めています

とはいえ、目指しているのは単純な「高収入」ではありません

収入も大切
家族との時間も大切
やりがいも大切
自分の身体も大切
その時々の自分にとって大切なものを考えながら、働き方を選べる
そんな状態を「黄金」と表現しています

僕自身も「黄金のキャリア形成」の途中です

僕自身のキャリアを簡単に並べると、こんな感じです

福祉系4年制大学を卒業
↓
初任者研修を修了し
未経験から派遣社員で介護職員としてスタート
↓
介護福祉士を取得
↓
特別養護老人ホームで約10年勤務
↓
結婚・子育てなどをきっかけに働き方を見直す
↓
初任者研修講師を経験
↓
障がい福祉・児童福祉へ転職
↓
保育士を取得
↓
児童発達支援・放課後等デイサービスを経験

↓
現在は社会福祉士を目指して勉強中

ここまで来るのに、僕の場合はかなり時間がかかりました
しかも、最初からこのキャリアを計画していたわけではありません
働いて、悩んで、違う仕事を経験して
資格を取って、また悩んで
少しずつ今の形になりました

だから僕自身も
黄金のキャリア形成を「完成させた人」ではありません
今も実際にこのキャリアを歩いている途中です

  • 資格を取って何が変わったのか
  • 転職してどうだったのか
  • 収入はどう変化したのか
  • 家族との時間はどうなったのか
  • 違う福祉分野で経験が活きたのか
  • 思っていたのと違ったことは何だったのか

といった部分も、このブログではできるだけ実体験を交えて紹介していきます

黄金のキャリア形成は「全員の正解」ではない

僕は「福祉職なら全員この3資格を取った方がいい」
とは思っていません

たとえば

  • 今の仕事が好き
  • 一つの専門分野を極めたい
  • 児童福祉には興味がない
  • 資格取得に時間を使いたくない
  • すでに目指したいキャリアが決まっている
  • 福祉業界以外へ転職したい

という方もいると思います

それなら、その道を選べばいいと思っています

黄金のキャリア形成は
「福祉の仕事は続けたい。でも、このままでいいのか少し不安」
という方に向けて
僕自身の経験から提案しているひとつのキャリア戦略です

「これが正解」ではありません

むしろこのブログをきっかけに
「自分だったら、どんなキャリアを作りたい?」
と考えてもらえたら、それで十分だと思っています

黄金のキャリア形成をもっと詳しく知りたい方へ

ここでは「黄金のキャリア形成とは何なのか」に絞って簡潔に紹介しました

それぞれの内容については
別の記事で詳しく紹介しています

なぜ介護福祉士・保育士・社会福祉士なの?

  • 3資格を組み合わせる理由
  • それぞれの資格の強み
  • 未経験からどうキャリアを作るか

について詳しく知りたい方はこちら

→ 「未経験からの介護職|生涯の安心と安定につながるキャリア形成」

実際に何年くらいかかるの?

  • 初任者研修
  • 実務者研修
  • 介護福祉士
  • 保育士
  • 社会福祉士

までの流れを具体的に知りたい方はこちら

→ 「介護福祉士・保育士・社会福祉士を目指す7年間ロードマップ」

介護福祉士が保育士を取る意味はある?

介護から児童福祉へキャリアを広げることについて知りたい方はこちら

→ 「介護福祉士が保育士資格を取るメリット」

保育士資格はどうやって勉強する?

独学と通信講座で迷っている方はこちら

→ 「保育士試験は独学?通信講座?勉強方法を比較」

今の職場で働き続けるべきか迷っている

資格を増やすことだけがキャリア形成ではありません
環境そのものを変えるのもひとつの方法です

→ 介護士が転職するメリット・デメリット

まとめ|黄金のキャリア形成とは「選べる自分」をつくること

僕が考える黄金のキャリア形成とは
介護福祉士 × 保育士 × 社会福祉士
だけではありません

そこに

  • 介護の経験
  • 障がい福祉の経験
  • 児童福祉の経験
  • 相談援助の経験
  • 資格取得で得た知識
  • 転職した経験
  • 仕事で失敗した経験
  • 自分の得意・不得意
  • 家族やライフステージの変化

などを積み重ねていきます

そして最終的に目指したいのは
「資格をたくさん持っている人」ではありません
自分の人生に合わせて、働き方を選べる人です

収入を重視する時期があってもいい
家族との時間を優先する時期があってもいい
現場でバリバリ働く時期があってもいい
相談援助へ仕事を広げていってもいい
もちろん、途中で違う道を選んでもいい

そのために、資格と経験を少しずつ自分の中に積み上げていく

僕自身もまだその途中です
一緒に、自分なりの「楽しく働ける福祉のキャリア」を作っていきましょう!

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たじみっと
介護福祉・児童福祉・障がい者福祉 15年以上の現場経験から援助技術アドバイス、業務効率の向上、働き方や稼ぎ方の情報をお届け